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プライバシーアワード受賞のコメント 

update:2009.12.21

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ステックワイアードの諸井と申します。 
2002年よりTRUSTeの審査パートナーをさせていただいております。この度のTRUSTe普及賞をいただくことになり身に余る光栄と感じております。認証機構のご担当者様や他の審査パートナー様の支援ありがとうございました。


個人情報保護法の公布からしばらく達まして、企業での個人情報保護の必要性についての認識がひろまりましたが、現在になりますと落ち着きをみせています。 特に、不況のなかでは、個人情報保護対策の教育関連の費用は、削られやすいものです。



プライバシー保護のコンサルティングや教育のニーズの今後はどうなるのでしょうか。

昨年、グーグルストリートビューがプライバシーの問題となりました。
グーグルの利用の如何にかかわらず、地図の住所にいる人は、知らないうちに撮影されて公開されました。 日弁連は緊急集会を開き、福岡県の弁護士会は中止を求める声明をグーグルに提出しました。
グーグルは、人の顔にはモザイクをかけるような処理をしておりますが、いまだこの問題は解決をしておりません。 マイクロソフトさんは、サービスの設計段階からプライバシーのポリシー通りかどうかをチェックしているといわれます。新しい技術を利用したり、これまでに無いサービスを行う際には、プライバシー保護の観点でのチェックが必要となります。 


これまでの個人情報保護法やコンプライアンスを念頭とした対策の中心として、法務・総務・管理部門で社内ルールをつくっていたと思います。 


しかしながら、情報がデジタル化され、位置情報の活用や、画像による個人認識、Nシステム、RFIDによる個人管理がするむと、個人の行動や嗜好などのプライバシーを社会が把握できるようになります。 サービス開発もそうですが、マーケティング活動を行うスタッフにある一定レベル以上のプライバシーのスキルが求められると思います。 

プライバシー保護は、安全保護の枠を超えて、個人の権利保護を考えないといけない時代に入ろうとしております。



TRUSTeの取得やCPAの普及を通じてクライアントから感謝されることは。
・ CPAを通じて、個人情報保護法だけでなく、プライバシーについて考えることができるようになり、従業員がモチベーションを持てること
・ TRUSTeを通じて、個人情報の利用やコミュニケーションを部署の担当者が整理して、ユーザーの気持ちになって、あるべき姿が見えること です。



プライバシーマネジメントシステムがあっても、ウエブサイトから情報を収集し利用する部門が適切なコミュニケーションを考えておこなう。コミュニケーションの洗練さは、プライバシーの重要性を十分に認識できないとむずかしいと思います。

 
より重要な部署により厚みのある対策という考え方は、WINDOWSのOSは定期的にセキュリティ強化のためのパッチをあてるようなセキュリティパッチと考え方が近いのでプライバシーパッチともいえるのでしょうか。

プライバシー保護の専門知識を世の中に役立てる本番は、これからなのだと思います。
情報セキュリティには一定の考え方がありますが、プライバシーを尊重したサービスは、その奥行きに制限がありません。


より高い付加価値のために、より多くの個人のプライバシーに入り込む。それは、プライバシーケアという利用者の気持ちに届くものでなくてはありません。

 プライバシーの専門家として活躍が期待されていると思います。本日お集まりの皆様と一緒に日本の産業の健全化による発展させていきたいと思います。私どもは、微力でございますので、ご支援ご協力いただけましたら幸いと切に考えております。 
ありがとうございました。






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