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トップページ > 成功事例 > 認証の特徴を上手に活用 「Pマークは会社のために、TRUSTeはユーザーのために」

成功事例 

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オンラインゲームのポータルサービス「Gポテト」「ポテMO」

サービス名:Gポテト、ポテMO URL:www.gpotato.jp potamo.mobi 個人情報保護担当者:株式会社ガーラジャパン羽二生 博志さん、根本 和行さん、株式会社ガーラ大倉 康弘さん プライバシーソリューション:TRUSTe、認定CPA ガーラジャパンは、日本のオンラインゲームのポータルサイト Gポテト(www.gpotato.jp)携帯オンラインゲームのポータルサイトのポテMO(potamo.mobi)を運営している。 「Gポテト」は、日本以外にもアメリカ、ヨーロッパでグローバル展開している。ゲームのタイトルのMMORPGの「ラベルズ」や「フリフ オンライン モバイル」は有名だ。 ・ 「ラベルズ」(http://rappelz.gpotato.jp/index.aspx) ・ 「フリフ オンライン モバイル」(http://potamo.mobi ) オンラインゲームは若年層に人気があるイメージがある通り10代の中後半のユーザーが多いが、GポテトやポテMOは、20代~30代のユーザーもたくさん いる。オンラインゲームが無料で楽しめるとあって、コアなファンだけでなく、幅広い年代の人にもプレイされている。と株式会社ガーラで国内グループ各社の 個人情報保護を担当している大倉氏は言う。

企業の個人情報保護とオンラインゲームのプライバシーの問題とは。

GポテトやポテMOでゲームを遊ぶには、会員登録が必要だ。GポテトやポテMOでは、会員管理に最低限の個人情報を収集している。MMORPGでのユーザーの情報を管理し、本人認証するためには登録が必要だ。 同時にゲームを更に楽しむために有料のゲーム内アイテム等を購入することができる。支払いの手段は多数あるが、その管理のためにも個人情報の利用が必要だ。 そこで、ガーラジャパンは、情報管理に徹底するためにプライバシーマークを取得している国内ガーラグループ各社と同じ個人情報保護策を実施している。国内グループ各社の個人情報保護について高い水準で取り組んでいると大倉氏は言う。 実践している個人情報保護の対策 ・ 定期的なの全体教育 ・ 個人情報の伴う業務のワークフロー管理 ・ 個人情報に関わる段階ごとの社内承認システム ・ アクセス権限管理の徹底 ・ オフィス入退室管理 ・ 個人情報やアクセス権の台帳管理 ・ 離籍時のPCのスクリーンのロック

オンラインゲームのプライバシー問題とは

企業の個人情報保護の他にオンラインゲームのプライバシー問題がある。 「ラベルズ」も「フリフ オンライン モバイル」は、MMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game )と呼ばれるジャンルのゲームである。MMORPGとは、マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲームで「多人数同時参加型 オンラインRPG」とも呼ばれる。 MMORPGは、同じゲームの中で、複数のユーザーが楽しむことができる。具体的にはユーザーがゲームの中で一緒に戦ったり助け合ったりチャットで会話をすることができる。 ゲームの中の世界であるが、ユーザー同士がやりとりを行うので、ゲーム内でのハラスメント行為や場合により現実社会のようにユーザー間のトラブルが発生する可能性がある。 多くの人が参加できるといってもユーザーは、ゲームのキャラクターを作成しても自分のプライバシー情報は非公開になっているので、普通にゲームを行う場合には、年齢も性別も相手に知られることなくプライバシー保護ができる。 しかし、ユーザー同士が仲良くなるとゲームをしている間のチャットで自分のプライバシーに関することを安易に教えることがある。そうなるとプライバシー侵害に発展する可能性がある。リアルの情報を教えてしまうと、オンラインの関係がリアルの世界につながってしまう。 例えば、ユーザーが女性であることや住所等を他のユーザーに教えてしまうとストーカーをされる可能性もあるだろう。 このようなことからGポテトでは、プライバシーの情報は、安易に教えないように注意を促している。ユーザーが、いやがらせ行為を受けた場合等に悪質なユーザーのことを通報できる専用の窓口を設けている。 オンラインで多数の人が参加するゲームでは、ユーザーが自分自身でプライバシー保護をしないといけない。 Gポテトでは、ユーザーが被害に遭うことがないように、ユーザー自身がプライバシー保護を行うことの大事さを訴えていきたいと考えていると事業企画部の個人情報保護担当者の根本氏は言う。

GポテトとポテMOでTRUSTeを取得した4つの理由とは

GポテトとポテMOでTRUSTeを取得した理由は4つ。1つ目は、ビジネスモデルの対象者の違い。2つ目は、サービスへの有効性の期待。3つ目は、認証 取得の時間と速さ。4つ目は、今後のビジネスへの対応。とガーラジャパン取締役で個人情報保護責任者の羽二生氏は言う。

1.ビジネスモデルの対象者の違い

実は、ガーラグループ4社のうち、3社でプライバシーマークを取得しているので、最初はガーラジャパンでもプライバシーマークを取得しようと考えていた。だが、ビジネスの対象者が違うことが気になった。 ガーラグループの3社は、法人向けのサービスをしており、企業の安全管理の面が必要とされる。それに比べてガーラジャパンのビジネスの対象者はユーザーだ。 若年層が多く、オンラインでのやりとりがメインとなっている。消費者向けのサービスを成功させるには、個人情報保護をしているというメッセージがユーザーに伝わらないと意味が無い。 TRUSTeは、プライバシーステートメントという文書が、政党が利用するマニフェストのような役割をしている。ユーザーの理解のできるような表現を利用 することが可能だ。そう考えるとプライバシーマークよりもTRUSTeのほうが、ユーザーフレンドリーであるため採用することにした。

2.サービスへの有効性の期待

GポテトとポテMOは、オンラインで個人情報を取得し、さまざまな決済手段を利用している。オンラインビジネスは、技術やトレンドの移り変わりが速い。 ユーザーにためらわせることなく、入会いただくには、プライバシー保護のとれたサービスであることをアピールする必要がある。 また、TRUSTeは、インターネットに特化しているし、世界20カ国で利用されている。ガーラグループは、世界各国でグローバルな展開をする会社なのでTRUSTeは親和性が高いと感じたこともある。

3.認証取得の時間と速さとコストの安さ

また、プライバシーマークの取得よりもTRUSTe認証取得の方がコストが安く、期間も短い。申請に必要な書類もだんぜん少ない。 プライバシーマークは、会社全部が対象であるのに対してTRUSTeは、申請のサイトだけだ。 ただ、TRUSTeの取得期間とコストには、プライバシー保護のレベルと相関関係があり、手間を省いてTRUSTeを取得して中身がないなどのことがない ように、はじめからコンサルティングに定評のあるところ(ステックワイアード)を利用することにした。期間と費用についてはいろいろと相談した。(笑)

4.今後のビジネスの対応

オンラインビジネスでは、ユーザーの情報開示が重要だ。企業の説明責任がきちんとできないと、素晴らしいサービスもユーザーの不安の口コミが広がってしまう恐れがある。 結論から言うと、認証に保護してもらえる範囲は限られていて、自分達でなんとかしないといけない。 選択の時点は、気が付かなかったが、今から考えると企業の説明責任は、プライバシーステートメントのようなものを利用するのが適している。 プライバシーステートメントには、ユーザーにプライバシー保護の注意も促すことができるので環境対応が便利だ。TRUSTeが世界20カ国で利用されているのは、諸外国は、説明責任が求められるからなのからだろう。 これらの内容によって、TRUSTeを選択することにした。

プライバシーマークとTRUSTeの特徴を活かすには

プライバシーマークとTRUSTeのそれぞれに特徴があり活かすポイントがある。と、プライバシーマーク、TRUSTeの両方の取得に携わった根本氏は言う。 ・ プライバシーマークの方がドキュメントが膨大であり取得、運用時の負担が大きいが、内部的なドキュメントが多く、エンドユーザー様に伝わりにくい。 ・ プライバシーマークは、会社の情報管理の仕組みに適していて、かつ会社の営業のために利用する認証制度として優れているため法人向けの取引に向いている。 ・ TRUSTeはユーザーのために常にユーザーを意識して、ユーザーのために行っている。 ・ TRUSTeで制定するプライバシーステートメントは規格に自由度が高いので自社に必要なことを自由に決められ、ユーザー様にも伝わりやすい。 特にプライバシーステートメントの制定では定型的な内容ではなく、個人情報の使用する状況の詳しい説明や外部委託先の公開等ユーザー様が不安にならないよう、詳細に作成を行った。 個人情報の安全保護は、プライバシーマークの型にはまった仕組みを利用する。企業向けサービスやオンラインで個人情報を取得しない場合にはTRUSTeは 意味が無い。が、ユーザー向けのサービスをしているならば、プライバシーステートメントを利用してユーザーと約束を行うことだ。ユーザーのことを常に第一 に考えてサービスを提供している企業ならばTRUSTeを活用する価値がある。

今後の展開について

プライバシー保護の教育は重要である。だから個人情報保護資格者(CPA)を増やすことも良い方法だ。また、ユーザーに注意が必要してもらいたいことがあ れば、サイトやプライバシーステートメントを利用して注意喚起をしたい。 GポテトとポテMOは、今までもユーザーを第一に考えてきており、今後もユーザーを第一にすることに変わりはない。個人情報の安全管理は、ある意味当然す ることとして、今後は、より安心してオンラインゲームを楽しめる顧客満足度の高いサービスになるように努力したい。と、個人情報保護責任者の羽二生氏は言 う。

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